出っ歯
このようなお悩みをお持ちの方へ
- 出っ歯が気になる…
- 口元が出ているのが気になる…
- 出っ歯で口が閉じにくい…
- 下の歯が上の歯茎の内側を噛んで腫れてしまう…
出っ歯(上顎前突)の原因
歯性上顎前突と骨格性上顎前突に大別されます。歯性上顎前突は、上下顎の骨格的なバランスに問題はなく上顎前歯が前方に突出している状態で、原因として指しゃぶり等の悪習癖が考えられます。
骨格性上顎前突は下顎骨に対して上顎骨が前方に突出した状態で、先天的なものであると考えられます。
適している治療法
出っ歯(上顎前突)の症状に対する違い
歯性上顎前突症の場合は、矯正装置のみで改善することが可能です。
抜歯は必ずしなければならないわけではありません。
軽度な歯性上顎前突は歯列を後方に下げることで改善されますが、程度が著しい場合は抜歯が必要となります。
また、骨格性上顎前突の治療では外科手術を併用することがあります。
当院では東京大学医学部付属病院顎口腔外科、東京医科大学歯科口腔外科、三井記念病院歯科口腔外科と連携をしているので、外科矯正治療まで柔軟に対応することが可能です。
小児と成人の治療方法の違い
小児の場合
上下顎のバランスを改善するため、取り外し式装置や簡単な固定式装置を用いて、上顎の成長を抑えたり又は下顎の成長を促したりという土台作りの治療が主になります。
成人の場合
出っ歯が軽度な場合は歯列を後方に下げることで改善しますが、程度が著しい場合は抜歯が必要になります。骨格的なアンバランスが著しい場合は、上顎骨をさげたり下顎骨を前に出したり等の手術を併用した外科矯正治療を行うこともあります。
当院の出っ歯(上顎前突)治療例
【小児】抜歯をおこなってワイヤー矯正で歯列を改善したケース
男性 10代
治療前
治療後
患者様の主訴 | 八重歯が気になる、噛み合わせ、歯ぎしり |
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治療方法 | 表側ワイヤー |
治療完了までの期間 | 1年8ヶ月 |
価格 | 600,000円 |
【成人】抜歯をして矯正治療をおこなったケース
女性 20代
治療前
治療後
患者様の主訴 | 出っ歯が気になる |
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治療方法 | 抜歯+表側ワイヤー |
治療完了までの期間 | 1年7カ月 |
価格 | 600,000円 |
【成人】骨格手術をして治療したケース(顎変形症)
男性 20代
治療前
治療後
患者様の主訴 | 前歯が出ているのが気になる… |
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治療方法 | 表側ワイヤー+手術 |
治療完了までの期間 | 手術まで1年半+術後1年 |
価格 | 300,000円(保険適用)+別途大学病院にて手術費 |
全症例で共通している治療のリスク
矯正歯科治療の全症例のリスク(副作用)としては以下のものがあります。
- 歯肉退縮や歯根吸収が生じる可能性がある。
- 矯正装置の違和感で舌や口唇、頬の粘膜に口内炎ができる場合がある。
- 固定式装置の場合、歯磨きが不十分だと虫歯や歯肉炎が生じることがある。
- 矯正治療後にリテーナーの使用を怠ると、後戻りが生じる場合がある。