開口
このようなお悩みをお持ちの方へ
- 常に口が空いているのが気になる
- 前歯で噛み切れない
- サ行、ラ行の発音がしづらい
開咬(オープンバイト)の原因
開咬(かいこう)とは、奥歯はかみ合っているのにもかかわらず、前歯が噛み合っていない状態です。
開咬の原因は、遺伝的な問題や幼少期に問題あることがあります。
指しゃぶりの癖(どっちかというと出っ歯)や上下と前歯の隙間を舌で触ったり、押し続けてしまう癖が原因となってしまいます。
開咬(オープンバイト)に適している治療法
小児の場合
開咬は、子供のころであれば矯正治療で対応できる場合がほとんどです。
小児は“タングクリブ”という柵がついている矯正装置を使用することで、舌で前歯の隙間を触ってしまう癖を治していきます。
また開口の方は物を飲み込む際に、舌で歯の隙間をふさいで口内の圧を調整する、舌突出癖を持っている方がほとんどです。
開口の根本的な原因は舌を前に突き出して歯の間を広げてしまうことにあることから、この癖を治さないと開口は一度治療が完了しても再度復活してしまいます。
当院では、根本的な解決を目指すため、開口の矯正治療と同時に物を飲み込む訓練を行っていきます。
成人の場合
成人の場合、矯正治療で対応できる場合は顎間ゴムを使ってワイヤーの治療をおこなっていきます。
また小児の場合と同様に、根本的な解決を目指すために舌突出壁を克服する訓練も行っていきます。
また程度が著しい場合や骨格的に問題があるなどの場合よっては外科手術を行うこともあります。
当院では東京大学医学部付属病院顎口腔外科、東京医科大学歯科口腔外科、三井記念病院歯科口腔外科と提携をしているので、外科手術まで柔軟にサポートすることが出来ます。
当院の開咬(オープンバイト)の治療例
→【成人】抜歯や手術を行わず、矯正治療のみの治療例
女性 20代
治療前
治療後
患者様の主訴 | オープンバイト・噛み合わせが合わない |
---|---|
治療方法 | 表側ワイヤー |
治療完了までの期間 | 2年8カ月 |
価格 | 600,000円 |
全症例で共通している治療のリスク
矯正歯科治療の全症例のリスク(副作用)としては以下のものがあります。
- 歯肉退縮や歯根吸収が生じる可能性がある。
- 矯正装置の違和感で舌や口唇、頬の粘膜に口内炎ができる場合がある。
- 固定式装置の場合、歯磨きが不十分だと虫歯や歯肉炎が生じることがある。
- 矯正治療後にリテーナーの使用を怠ると、後戻りが生じる場合がある。